こんにちは。杉山です。
以前の練習記事のおまけにつけた調整記録ツールですが、結構「使ってます」という声を聞いていて、とても嬉しいです。こんな機能加えてみたよ、とか教えてもらえると更に嬉しいです(笑)よろしくお願いします。
さて、そのおまけツールに更におまけとしてグリクシスドレイクのリストと調整記録をサンプルとしてつけていたんですが、実はラヴニカの献身が発売されてからも細々とリストのアップデートを繰り返しながら、グリクシスドレイクを使い続けていました。
流石にあとはメタに合わせて微調整するぐらいかな、というところまではリストが固まったので、サイドプランと合わせてデッキガイドを記しておこうと思います。
目次
1.デッキリスト
2.採用カード説明
3.各マッチアップの解説
├青単テンポ
├赤単アグロ
├白単アグロ
├ネクサス
├エスパーコントロール
├スゥルタイミッドレンジ
├ゲートコントロール
└イゼットドレイク
4.最後に
1.デッキリスト
『グリクシスドレイク』
:Download MO Format
土
地
21
枚
4枚
4枚
4枚
2枚
3枚
3枚
1枚
ク
リ
│
チ
ャ
│
11
枚
2枚
4枚
4枚
1枚
呪
文
28
枚
2枚
4枚
2枚
4枚
4枚
4枚
4枚
3枚
1枚
サ
イ
ド
ボ
│
ド
15
枚
1枚
3枚
2枚
2枚
1枚
1枚
2枚
3枚
こちらが現在のリストです。デッキの紹介がてら、いくつかのカードについて、以下に触れます。
2.採用カード説明
《ショック》《呪文貫き》《思考消去》《喪心》
先週時点でもっとも環境的に強いと思われたカードです。キーワードは軽さとバリュー。これらのカードを無理なく使えるのがグリクシスドレイクの強みです。
《思考消去》
イゼットではなくグリクシスを使う理由です。
ドレイクの前の前方確認だったり、相手のゲームプランを狂わせることができます。そのため《最大速度》は取っていません。また、「相手をこちらのゲームプランに無理やり付き合わせる」ことができる、テキスト以上の強さがあります。(このあたりのことはこちらの記事に詳しく書いてあります。)
地味に諜報でドローを安定させたり、ドレイクの打点を上げたりと、捨てるところがない優良カード。
《プテラマンダー》
初手及び後半に引いた時のバリューが高いカードです。が、2ターン目から中盤にかけて引いてもそこまで嬉しくないカードでもあり、また重ねて引いた時のバリューの低さも気になるため、枚数を抑えています。ただし、《航路の作成》との相性が良いため、前環境では《航路の作成》よりも《発見+発散》を優先していましたが、現在は逆のバランスにしてあります。
《破滅の龍、ニコル・ボーラス》
イゼットドレイクにおける《模写》の枠、つまり9枚目のドレイクの役割です。ただ、こちらは単体のカードパワーが高く、またクリティカルに刺さる場面もあります。現在は《炎鎖のアングラス》と散らしていますが、2枚までは積んで良しな強さはあります。
《炎鎖のアングラス》
飛び抜けたカードパワー。
《破滅の龍、ニコル・ボーラス》もそうなのですが、単体で強力なカードをなるべく採ることで、ピーキーになりがちなデッキに芯を通します。どの能力も強いのですが、-3で自分のドレイクに速攻を付けてシュートする時が最高です。
《軍勢の戦親分》
イゼットドレイクでも定番のカードですが、ハンデス・カウンターと組み合わさることで最強になります。Theコントロール殺し。
《疫病造り師》
スゥルタイミッドレンジで採られることも多いカードですが、効く相手は一緒です。対ドレイクもそうですし、対エスパーでは《黎明をもたらす者ライラ》と《ドミナリアの英雄、テフェリー》どちらも見ることができます。《最古再誕》と違って軽いのと、《否認》が当たらないのも良いですね。
3.各マッチアップの解説
次に各マッチアップを見ていきましょう。
青単テンポ
相手のクロックに付き合ってあげながら、クリーチャーの着地を目指すゲーム。
《呪文貫き》の撃ちどころが鍵で、《執着的探訪》に絡む攻防か、クリーチャーを通すのに使用します。負けるときは《プテラマンダー》が順応するゲームレンジになりづらく、そのため相手の《セイレーンの嵐鎮め》と相打ち上等です。
:Download MO Format |
||||||||
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土 地 21 枚 |
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4枚 | 4枚 | 4枚 | 2枚 | 3枚 | 3枚 | 1枚 | ||
ク リ │ チ ャ │ 11 枚 |
||||||||
2枚 | 4枚 | 4枚 | 1枚 | |||||
呪 文 28 枚 |
||||||||
2枚 | 4枚 | 2枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 3枚 | |
1枚 | ||||||||
サ イ ド ボ │ ド 15 枚 |
||||||||
1枚 | 3枚 | 2枚 | 2枚 | 1枚 | 1枚 | 2枚 | 3枚 |
先週時点でもっとも環境的に強いと思われたカードです。キーワードは軽さとバリュー。これらのカードを無理なく使えるのがグリクシスドレイクの強みです。
イゼットではなくグリクシスを使う理由です。
ドレイクの前の前方確認だったり、相手のゲームプランを狂わせることができます。そのため《最大速度》は取っていません。また、「相手をこちらのゲームプランに無理やり付き合わせる」ことができる、テキスト以上の強さがあります。(このあたりのことはこちらの記事に詳しく書いてあります。)
地味に諜報でドローを安定させたり、ドレイクの打点を上げたりと、捨てるところがない優良カード。
初手及び後半に引いた時のバリューが高いカードです。が、2ターン目から中盤にかけて引いてもそこまで嬉しくないカードでもあり、また重ねて引いた時のバリューの低さも気になるため、枚数を抑えています。ただし、《航路の作成》との相性が良いため、前環境では《航路の作成》よりも《発見+発散》を優先していましたが、現在は逆のバランスにしてあります。
イゼットドレイクにおける《模写》の枠、つまり9枚目のドレイクの役割です。ただ、こちらは単体のカードパワーが高く、またクリティカルに刺さる場面もあります。現在は《炎鎖のアングラス》と散らしていますが、2枚までは積んで良しな強さはあります。
飛び抜けたカードパワー。
《破滅の龍、ニコル・ボーラス》もそうなのですが、単体で強力なカードをなるべく採ることで、ピーキーになりがちなデッキに芯を通します。どの能力も強いのですが、-3で自分のドレイクに速攻を付けてシュートする時が最高です。
イゼットドレイクでも定番のカードですが、ハンデス・カウンターと組み合わさることで最強になります。Theコントロール殺し。
スゥルタイミッドレンジで採られることも多いカードですが、効く相手は一緒です。対ドレイクもそうですし、対エスパーでは《黎明をもたらす者ライラ》と《ドミナリアの英雄、テフェリー》どちらも見ることができます。《最古再誕》と違って軽いのと、《否認》が当たらないのも良いですね。
3.各マッチアップの解説
次に各マッチアップを見ていきましょう。
青単テンポ
相手のクロックに付き合ってあげながら、クリーチャーの着地を目指すゲーム。
《呪文貫き》の撃ちどころが鍵で、《執着的探訪》に絡む攻防か、クリーチャーを通すのに使用します。負けるときは《プテラマンダー》が順応するゲームレンジになりづらく、そのため相手の《セイレーンの嵐鎮め》と相打ち上等です。
I N |
||||||
2枚 | 1枚 | 1枚 | 2枚 | 3枚 | 2枚 | |
O U T |
||||||
2枚 | 3枚 | 4枚 | 2枚 |
I N |
|||||
2枚 | 1枚 | 1枚 | 2枚 | 2枚 | |
O U T |
|||||
2枚 | 2枚 | 4枚 |
除去コンとして動き、クリーチャーを連打するのが理想です。ドレイクを出しても《呪文貫き》《潜水》を構えられない場合は相手のアタックはスルーしたいところですが、連打できるのであればブロックして相手の火力を釣り出す選択肢もありです。その場合、絢爛の種をつぶすことによって相手の展開が遅れるようならしめたものです。
また、《舞台照らし》は積極的に《呪文貫き》を合わせたいところです。《実験の狂乱》を出されても上から差し切れる可能性があるのがこのデッキのいいところです。《発見+発散》で張り直させるのも効きます。
I N |
|||||
1枚 | 1枚 | 2枚 | 2枚 | 2枚 | |
O U T |
|||||
3枚 | 4枚 | 1枚 |
基本は除去コンとして動くのですが、《敬慕されるロクソドン》が辛いです。《軍団の上陸》だったり《短角獣の歩哨》だったりと、とにかく相手のクリーチャーの頭数を意識して展開か構えるかを判断するのが大事です。
I N |
||||
2枚 | 1枚 | 2枚 | 1枚 | |
O U T |
||||
2枚 | 3枚 | 1枚 |
基本的には墓地をひたすら肥やし、《思考消去》《呪文貫き》で要所を妨害する分かりやすいゲーム。ただし《アズカンタの探索》が癌で、メインはリスクを取って急がざるを得なくなるケースも多々。(シミックネクサスの場合は《疫病造り師》はサイドイン不要)
I N |
||||
2枚 | 3枚 | 1枚 | 3枚 | |
O U T |
||||
2枚 | 3枚 | 4枚 |
メインはどうやっても不利なのでリスクを取ってでも積極的に勝ちを狙いに行き、サイド後は絶対に取るイメージ。
《渇望の時》は《正気泥棒》を見つつ、《黎明をもたらす者ライラ》とドレイクの接触戦闘時に使えるため《ショック》より優先します。
I N |
|||||
2枚 | 3枚 | 1枚 | 3枚 | 1枚 | |
O U T |
|||||
2枚 | 4枚 | 4枚 |
《潜水》が鍵となるマッチで、除去をかわす以外に《破滅を導くもの》や《殺戮の暴君》との接触戦闘で使うこともままあります。また、相手のクロックが意外に早いので、ドローを連打するだけでなく、除去でゲームスピードをコントロールしてやるとだいぶ戦いやすくなります。
相手が《疫病造り師》《最古再誕》を取っている場合のみ《軍勢の戦親分》を検討します。
I N |
|||
1枚 | 2枚 | 1枚 | |
O U T |
|||
2枚 | 2枚 |
《燃え立つ門》は撃たれる前提で、クリーチャーは1体ずつ展開が基本です。《潜水》で《燃え立つ門》がかわせたらそのゲームは勝ったも同然です。《呪文貫き》は腐らないうちに《成長のらせん》に撃ってしまった方がいいケースも多いです。
相手の《門の巨像》を《炎鎖のアングラス》で奪って勝つことが結構多いので意識してみましょう。逆に不用意に出すと《集団強制》で奪われることもあるので要注意です。
I N |
|||
2枚 | 3枚 | 3枚 | |
O U T |
|||
4枚 | 2枚 | 2枚 |
《思考消去》《喪心》の分、有利なマッチアップです。基本的にこちらのドレイクを除去れるのはソーサリータイミングだけなので、しっかりと前方確認か《潜水》を構えられるようにしましょう。
I N |
||||
1枚 | 1枚 | 3枚 | 2枚 | |
O U T |
||||
4枚 | 2枚 | 1枚 |