皆さんこんにちは!
今回はMF横浜直前モダンデッキ紹介になります。デッキ紹介と言ってもモダンは数あるフォーマットの中でも環境に存在するデッキの種類が多すぎる為、1つ1つ紹介していくとキリがありません(笑)
よって、3月からの大型モダンイベントの結果から現在のモダンのメタゲームと代表的なデッキを数個抽出して紹介しようと思います。
目次
■直近の大会結果から見るモダンのメタゲーム
├GPロサンゼルス2019
├GPビルバオ2019
├GPタンパベイ2019
├3/18 MOMCQ
├GPカルガリー2019
├4/1 MOMCQ
└SCG オープンシリーズ
■モダンの主要デッキ紹介
├青赤フェニックス
├5色人間
├緑単トロン
├ドレッジ
├グリクシスシャドウ
└アミュレットタイタン
■おわりに
直近の大会結果から見るモダンのメタゲーム
3月からのMFやMOMCQに加え、つい先日行われたSCG OPENの大会結果をまとめてみました。
2019年3月2-3日開催 GPロサンゼルス2019
TOP8デッキ
1-32位までのデッキ分布(合計32名)
1位
青赤フェニックス
青赤フェニックス
7名
21.9%
2位
鱗親和
5色人間
3名
9.4%
3位
ドレッジ
ドレッジ
3名
9.4%
4位
鱗親和
鱗親和
2名
6.3%
5位
タイタンシフト
黒緑ジャンク
2名
6.3%
6位
グリクシスシャドウ
グリクシスシャドウ
2名
6.3%
7位
ドレッジ
唸りプリズン
2名
6.3%
8位
青赤フェニックス
以下使用者1名以下
11名
34.4%
2019年3月16-17日開催 GPビルバオ2019
TOP8デッキ
Day2進出のデッキ分布(合計302名)
1位
青赤フェニックス
青赤フェニックス
67名
22.2%
2位
唸りプリズン
5色人間
23名
7.6%
3位
ドレッジ
バーン
19名
6.3%
4位
青赤フェニックス
トロン
19名
6.3%
5位
タイタンブリーチ
ドレッジ
15名
5.0%
6位
ドレッジ
黒緑ジャンク
15名
5.0%
7位
ドレッジ
親和
14名
4.6%
8位
スーパークレイジーズー
グリクシスシャドウ
14名
4.6%
鱗親和
14名
4.6%
青白コントロール
14名
4.6%
唸りプリズン
12名
4.0%
赤緑ヴァラクート
9名
3.0%
スピリット
9名
3.0%
以下その他合計
58名
19.2%
2019年3月16-17日開催 GPタンパベイ2019
TOP8デッキ
Day2進出のデッキ分布(合計174名)
1位
グリクシスシャドウ
青赤フェニックス
34名
19.5%
2位
青赤フェニックス
5色人間
12名
6.9%
3位
青赤フェニックス
トロン
12名
6.9%
4位
呪禁オーラ
バーン
12名
6.9%
5位
緑単トロン
ドレッジ
11名
6.3%
6位
青赤フェニックス
黒緑ジャンク
8名
4.6%
7位
青赤フェニックス
グリクシスシャドウ
8名
4.6%
8位
ランタンコントロール
バントスピリット
7名
4.0%
風景の変容
7名
4.0%
青白コントロール
6名
3.5%
唸りプリズン
5名
2.8%
親和
5名
2.8%
むかつき
5名
2.8%
以下その他合計
42名
24.4%
2019年3月18日開催 MOMCQ
TOP8デッキ
1-32位までのデッキ分布(合計32名)
1位
緑単トロン
青赤フェニックス
3名
9.4%
2位
青単トロン
5色人間
3名
9.4%
3位
青赤フェニックス
ドレッジ
3名
9.4%
4位
5色人間
緑単トロン
2名
6.3%
5位
白青コントロール
青白コントロール
2名
6.3%
6位
アミュレットタイタン
黒緑ジャンク
2名
6.3%
7位
バントスピリット
親和
2名
6.3%
8位
赤単フェニックス
唸りプリズン
2名
6.3%
以下使用者1名以下
13名
40.6%
2019年3月30-31日開催 GPカルガリー2019
TOP8デッキ
Day2進出のデッキ分布(合計153名)
1位
タイタンブリーチ
青赤フェニックス
27名
17.65%
2位
グリクシスシャドウ
バーン
14名
9.15%
3位
5色人間
緑単トロン
13名
8.50%
4位
青赤フェニックス
ドレッジ
10名
6.54%
5位
ドレッジ
グリクシスシャドウ
10名
6.54%
6位
黒緑ジャンク
青白コントロール
9名
5.88%
7位
青白コントロール
5色人間
8名
5.23%
8位
青赤コントロール
黒緑ジャンク
8名
5.23%
アミュレットタイタン
5名
3.27%
鱗親和
5名
3.27%
スピリット
4名
2.61%
以下その他合計
40名
26.14%
2019年4月1日開催 MOMCQ
TOP8デッキ
1-32位までのデッキ分布(合計32名)
1位
5色人間
青赤フェニックス
5名
15.6%
2位
青赤フェニックス
5色人間
3名
9.4%
3位
スーパークレイジーズー
ドレッジ
3名
9.4%
4位
5色人間
グリクシスシャドウ
3名
9.4%
5位
青単マーフォーク
黒緑ジャンク
3名
9.4%
6位
赤黒ホロウワン
タイタンシフト
2名
6.3%
7位
緑単トロン
スーパークレイジーズー
2名
6.3%
8位
グリクシスシャドウ
以下使用者1名以下
11名
34.4%
2019年4月6-7日開催 StarCityGames オープンシリーズ
TOP8デッキ
Day2進出のデッキ分布(合計68名)
1位
アミュレットタイタン
青赤フェニックス
14名
20.5%
2位
エスパーコントロール
5色人間
5名
7.3%
3位
アミュレットタイタン
アミュレットタイタン
5名
7.3%
4位
青赤フェニックス
緑単トロン
5名
7.3%
5位
5色人間
グリクシスシャドウ
4名
5.8%
6位
青赤フェニックス
ゴルガリミッドレンジ
3名
4.4%
7位
スーパークレイジーズー
青白コントロール
3名
4.4%
8位
グリクシスシャドウ
ジャンド
3名
4.4%
ドレッジ
3名
4.4%
以下その他合計
23名
33.8%
これらが直近の大会の結果になりますが、見てわかる通りイゼットフェニックスの環境占有率が飛び抜けています。MOMCQの結果も3月18日の結果では青赤フェニックス・5色人間・ドレッジと使用率が並んでいたのですが、4月1日の結果では青赤フェニックスが頭一つ抜けて多い結果となりました。
モダンはずっと同じ好きなデッキを回す愛好者が一定数いる事やデッキの種類が多い為にメタゲームを読みにくいのが常です。しかし、今回のMF横浜はまず青赤フェニックスに対してどう対抗するかを必ず考えて大会に備えるべきと言えるでしょう。
モダンの主要デッキ紹介
直近の大会結果で良い成績を残したもの、よく見かけるデッキを紹介します。
『青赤フェニックス』
GPカルガリー2019 4th Andrew Huska
土
地
18
枚
4枚
4枚
2枚
2枚
1枚
3枚
2枚
ク
リ
│
チ
ャ
│
9
枚
4枚
4枚
1枚
呪
文
33
枚
4枚
4枚
4枚
4枚
4枚
4枚
3枚
2枚
1枚
3枚
サ
イ
ド
ボ
│
ド
15
枚
2枚
2枚
2枚
1枚
1枚
1枚
1枚
1枚
1枚
1枚
1枚
1枚
まずは先述した青赤フェニックスです。
このデッキは《弧光のフェニックス》や《紅蓮術師の昇天》などのクリーチャーとエンチャントでの墓地を使うカードに加え、《氷の中の存在》による墓地に依存しない攻め方も出来るなど多角的な攻め方が魅力です。また、大量のドロースペルにより特定のカードを探しやすいのも嬉しい点です。
サイドボードにプレインズウォーカーが採用されており、サイド後からは更に攻め方を増やすことが出来ます。また、このリストでは《稲妻の斧》は2枚しか採用されていませんが、追加の《稲妻の斧》や《炎の切りつけ》を採用しているリストもある為、青赤フェニックスを相手にする際はタフネス4以上のクリーチャーを展開しても過信しない方が良さそうです。
メインに打ち消し呪文は採用されておらず、サイドボードにも十分な数の確定打ち消し呪文は採用されていない為、《精霊龍、ウギン》や《原始のタイタン》等のゲームエンド級カードを止めにくいという特徴があります。
『5色人間』
3/18 MOMCQ 4th Slatorade
土
地
19
枚
4枚
4枚
4枚
4枚
2枚
1枚
ク
リ
│
チ
ャ
│
37
枚
4枚
4枚
4枚
4枚
4枚
4枚
3枚
4枚
4枚
2枚
呪
文
4
枚
4枚
サ
イ
ド
ボ
│
ド
15
枚
1枚
4枚
2枚
3枚
2枚
3枚
次は部族土地により全ての色のカードを使用する5色人間です。
このデッキは1ターン目から人間・クリーチャーを展開していきサイズを上げながら大きなダメージを出せる点と、《帆凧の掠め取り》と《翻弄する魔導士》によってメインデッキからコンボやコントロール相手に立ち回りやすいというバランスの良さが魅力のデッキです。
このリストではサイドから《虚空の杯》を入れて青赤フェニックスを対策しているのが特徴的です。最近だと《先頭に立つもの、アナフェンザ》を入れているリストもよく見ます。後は実際に入ったリストを見かけた事は無いのですが《鏡の精体》でホラーになって《目覚めた恐怖》を対策するのがあるとか無いとか。
『緑単トロン』
3/18 MOMCQ 1st dredge4six
土
地
19
枚
4枚
4枚
4枚
4枚
1枚
1枚
1枚
ク
リ
│
チ
ャ
│
8
枚
3枚
3枚
1枚
1枚
呪
文
33
枚
4枚
2枚
4枚
4枚
4枚
4枚
4枚
4枚
3枚
サ
イ
ド
ボ
│
ド
15
枚
1枚
1枚
2枚
1枚
3枚
2枚
2枚
3枚
こちらは昔からのモダン定番デッキ、トロンです。
こちらのリストは緑単ですが、黒を足してハンデスを入れる形もあります。ウルザランドを揃えて高マナのカードを叩きつけるシンプルに強力なデッキで、比較的プレイが簡単な事も魅力です。
対策として土地を割ってウルザランド3種を揃えさせない、《血染めの月》などで土地の能力を制限してしまうのがメジャーですが、土地を探すカードが多く入っているのでそのうちまた土地が増えて呪文を唱えられる状態になるので、土地を縛った先のゲーム展開も意識して対策するようにしましょう。
『ドレッジ』
GPカルガリー2019 5th Tobias Roos
土
地
19
枚
1枚
1枚
2枚
2枚
4枚
2枚
2枚
2枚
1枚
1枚
1枚
ク
リ
│
チ
ャ
│
18
枚
4枚
4枚
4枚
4枚
2枚
呪
文
23
枚
4枚
4枚
4枚
4枚
1枚
4枚
2枚
サ
イ
ド
ボ
│
ド
15
枚
3枚
1枚
1枚
2枚
3枚
4枚
1枚
最近コンスタントに大会上位で見かけるドレッジです。
墓地を利用する事にほぼ全振りのデッキです。昔はメインに墓地対策はほとんど入ってませんでしたが、最近は青赤フェニックスとドレッジを意識してメインの墓地対策が増えてきましたね。ただ、その上でよく見かけるデッキなのでガードは下げない方が良いでしょう。
サイドボードには置物系(エンチャント、アーティファクト)の墓地対策カードを対処するカードを多く採用しています。「墓地対策の置物をサイドに採ってあるからいいだろう。」ではなく、サイド後はこちらの対策カードに対する対戦相手の対策カードまで意識してサイドボーディングを行いましょう。
『グリクシスシャドウ』
GPカルガリー2019 2nd Samuel Pardee
土
地
17
枚
4枚
4枚
2枚
2枚
2枚
1枚
1枚
1枚
ク
リ
│
チ
ャ
│
17
枚
4枚
4枚
2枚
3枚
4枚
呪
文
26
枚
2枚
4枚
4枚
2枚
4枚
4枚
2枚
4枚
サ
イ
ド
ボ
│
ド
15
枚
2枚
2枚
1枚
2枚
2枚
4枚
2枚
自分のライフや墓地をリソースにして軽く強力なクリーチャーを繰り出していくシャドウデッキです。
クリーチャー・スペルともにとても軽いため複数アクションが取りやすく、ハンデスと打ち消しが多数採用されているので対コンボデッキ戦を得意とするのが魅力です。バランスの良いデッキですが、強いて弱点を挙げるならライフが急激に減るので本体火力を有するデッキは苦手です。
このリストではサイド後は《最後の望み、リリアナ》や《コラガンの命令》といった、コントロールとしてより幅を持たせる事が出来るカードが採用されています。
『アミュレットタイタン』
3/18 MOMCQ 6th CharlesBukowski
土
地
29
枚
4枚
4枚
1枚
4枚
2枚
2枚
1枚
3枚
1枚
1枚
1枚
1枚
1枚
1枚
1枚
1枚
ク
リ
│
チ
ャ
│
14
枚
4枚
4枚
4枚
1枚
1枚
呪
文
17
枚
4枚
1枚
4枚
4枚
2枚
2枚
サ
イ
ド
ボ
│
ド
15
枚
1枚
1枚
1枚
1枚
2枚
4枚
1枚
1枚
1枚
1枚
1枚
こちらはつい先日のSCG OPENでもTOP8に二人残った、最近見かけるようになってきたアミュレットタイタンです。
《迷える探求者、梓》《精力の護符》《原始のタイタン》の組み合わせで土地を瞬間的に増やし、豊富な土地サーチから能力付きの土地を活用するといった動きをします。
デッキのカード種類やサーチが多いので、実際に対戦をしたり複数のリストを見るなどして相手の動きをよく理解しましょう。相手の動きを知った上で《血染めの月》などで土地を無効化するか、上記に挙げたキーカードを対策するのがベターでしょう。
・
・
・
以上、簡単ではありますが、モダンのデッキ紹介でした。
今回は直近の大会結果から記事を書きましたが、モダンは地域によってデッキ分布が異なるので今回の記事を鵜呑みにするのではなく、参考程度にして頂ければ幸いです。また、今週末はMFサンパウロがあるのでそちらも参考にしても良いでしょう。
それでは今回はこのへんで。読んで頂きありがとうございました。
1位 | 青赤フェニックス | 青赤フェニックス | 7名 | 21.9% |
2位 | 鱗親和 | 5色人間 | 3名 | 9.4% |
3位 | ドレッジ | ドレッジ | 3名 | 9.4% |
4位 | 鱗親和 | 鱗親和 | 2名 | 6.3% |
5位 | タイタンシフト | 黒緑ジャンク | 2名 | 6.3% |
6位 | グリクシスシャドウ | グリクシスシャドウ | 2名 | 6.3% |
7位 | ドレッジ | 唸りプリズン | 2名 | 6.3% |
8位 | 青赤フェニックス | 以下使用者1名以下 | 11名 | 34.4% |
1位 | 青赤フェニックス | 青赤フェニックス | 67名 | 22.2% |
2位 | 唸りプリズン | 5色人間 | 23名 | 7.6% |
3位 | ドレッジ | バーン | 19名 | 6.3% |
4位 | 青赤フェニックス | トロン | 19名 | 6.3% |
5位 | タイタンブリーチ | ドレッジ | 15名 | 5.0% |
6位 | ドレッジ | 黒緑ジャンク | 15名 | 5.0% |
7位 | ドレッジ | 親和 | 14名 | 4.6% |
8位 | スーパークレイジーズー | グリクシスシャドウ | 14名 | 4.6% |
鱗親和 | 14名 | 4.6% | ||
青白コントロール | 14名 | 4.6% | ||
唸りプリズン | 12名 | 4.0% | ||
赤緑ヴァラクート | 9名 | 3.0% | ||
スピリット | 9名 | 3.0% | ||
以下その他合計 | 58名 | 19.2% |
1位 | グリクシスシャドウ | 青赤フェニックス | 34名 | 19.5% |
2位 | 青赤フェニックス | 5色人間 | 12名 | 6.9% |
3位 | 青赤フェニックス | トロン | 12名 | 6.9% |
4位 | 呪禁オーラ | バーン | 12名 | 6.9% |
5位 | 緑単トロン | ドレッジ | 11名 | 6.3% |
6位 | 青赤フェニックス | 黒緑ジャンク | 8名 | 4.6% |
7位 | 青赤フェニックス | グリクシスシャドウ | 8名 | 4.6% |
8位 | ランタンコントロール | バントスピリット | 7名 | 4.0% |
風景の変容 | 7名 | 4.0% | ||
青白コントロール | 6名 | 3.5% | ||
唸りプリズン | 5名 | 2.8% | ||
親和 | 5名 | 2.8% | ||
むかつき | 5名 | 2.8% | ||
以下その他合計 | 42名 | 24.4% |
1位 | 緑単トロン | 青赤フェニックス | 3名 | 9.4% |
2位 | 青単トロン | 5色人間 | 3名 | 9.4% |
3位 | 青赤フェニックス | ドレッジ | 3名 | 9.4% |
4位 | 5色人間 | 緑単トロン | 2名 | 6.3% |
5位 | 白青コントロール | 青白コントロール | 2名 | 6.3% |
6位 | アミュレットタイタン | 黒緑ジャンク | 2名 | 6.3% |
7位 | バントスピリット | 親和 | 2名 | 6.3% |
8位 | 赤単フェニックス | 唸りプリズン | 2名 | 6.3% |
以下使用者1名以下 | 13名 | 40.6% |
1位 | タイタンブリーチ | 青赤フェニックス | 27名 | 17.65% |
2位 | グリクシスシャドウ | バーン | 14名 | 9.15% |
3位 | 5色人間 | 緑単トロン | 13名 | 8.50% |
4位 | 青赤フェニックス | ドレッジ | 10名 | 6.54% |
5位 | ドレッジ | グリクシスシャドウ | 10名 | 6.54% |
6位 | 黒緑ジャンク | 青白コントロール | 9名 | 5.88% |
7位 | 青白コントロール | 5色人間 | 8名 | 5.23% |
8位 | 青赤コントロール | 黒緑ジャンク | 8名 | 5.23% |
アミュレットタイタン | 5名 | 3.27% | ||
鱗親和 | 5名 | 3.27% | ||
スピリット | 4名 | 2.61% | ||
以下その他合計 | 40名 | 26.14% |
1位 | 5色人間 | 青赤フェニックス | 5名 | 15.6% |
2位 | 青赤フェニックス | 5色人間 | 3名 | 9.4% |
3位 | スーパークレイジーズー | ドレッジ | 3名 | 9.4% |
4位 | 5色人間 | グリクシスシャドウ | 3名 | 9.4% |
5位 | 青単マーフォーク | 黒緑ジャンク | 3名 | 9.4% |
6位 | 赤黒ホロウワン | タイタンシフト | 2名 | 6.3% |
7位 | 緑単トロン | スーパークレイジーズー | 2名 | 6.3% |
8位 | グリクシスシャドウ | 以下使用者1名以下 | 11名 | 34.4% |
1位 | アミュレットタイタン | 青赤フェニックス | 14名 | 20.5% |
2位 | エスパーコントロール | 5色人間 | 5名 | 7.3% |
3位 | アミュレットタイタン | アミュレットタイタン | 5名 | 7.3% |
4位 | 青赤フェニックス | 緑単トロン | 5名 | 7.3% |
5位 | 5色人間 | グリクシスシャドウ | 4名 | 5.8% |
6位 | 青赤フェニックス | ゴルガリミッドレンジ | 3名 | 4.4% |
7位 | スーパークレイジーズー | 青白コントロール | 3名 | 4.4% |
8位 | グリクシスシャドウ | ジャンド | 3名 | 4.4% |
ドレッジ | 3名 | 4.4% | ||
以下その他合計 | 23名 | 33.8% |
直近の大会結果で良い成績を残したもの、よく見かけるデッキを紹介します。
GPカルガリー2019 4th Andrew Huska |
||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
土 地 18 枚 |
||||||||
4枚 | 4枚 | 2枚 | 2枚 | 1枚 | 3枚 | 2枚 | ||
ク リ │ チ ャ │ 9 枚 |
||||||||
4枚 | 4枚 | 1枚 | ||||||
呪 文 33 枚 |
||||||||
4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 3枚 | 2枚 | |
1枚 | 3枚 | |||||||
サ イ ド ボ │ ド 15 枚 |
||||||||
2枚 | 2枚 | 2枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | |
1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 |
まずは先述した青赤フェニックスです。
このデッキは《弧光のフェニックス》や《紅蓮術師の昇天》などのクリーチャーとエンチャントでの墓地を使うカードに加え、《氷の中の存在》による墓地に依存しない攻め方も出来るなど多角的な攻め方が魅力です。また、大量のドロースペルにより特定のカードを探しやすいのも嬉しい点です。
サイドボードにプレインズウォーカーが採用されており、サイド後からは更に攻め方を増やすことが出来ます。また、このリストでは《稲妻の斧》は2枚しか採用されていませんが、追加の《稲妻の斧》や《炎の切りつけ》を採用しているリストもある為、青赤フェニックスを相手にする際はタフネス4以上のクリーチャーを展開しても過信しない方が良さそうです。
メインに打ち消し呪文は採用されておらず、サイドボードにも十分な数の確定打ち消し呪文は採用されていない為、《精霊龍、ウギン》や《原始のタイタン》等のゲームエンド級カードを止めにくいという特徴があります。
3/18 MOMCQ 4th Slatorade |
||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
土 地 19 枚 |
||||||||
4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 2枚 | 1枚 | |||
ク リ │ チ ャ │ 37 枚 |
||||||||
4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 3枚 | 4枚 | |
4枚 | 2枚 | |||||||
呪 文 4 枚 |
||||||||
4枚 | ||||||||
サ イ ド ボ │ ド 15 枚 |
||||||||
1枚 | 4枚 | 2枚 | 3枚 | 2枚 | 3枚 |
次は部族土地により全ての色のカードを使用する5色人間です。
このデッキは1ターン目から人間・クリーチャーを展開していきサイズを上げながら大きなダメージを出せる点と、《帆凧の掠め取り》と《翻弄する魔導士》によってメインデッキからコンボやコントロール相手に立ち回りやすいというバランスの良さが魅力のデッキです。
このリストではサイドから《虚空の杯》を入れて青赤フェニックスを対策しているのが特徴的です。最近だと《先頭に立つもの、アナフェンザ》を入れているリストもよく見ます。後は実際に入ったリストを見かけた事は無いのですが《鏡の精体》でホラーになって《目覚めた恐怖》を対策するのがあるとか無いとか。
3/18 MOMCQ 1st dredge4six |
||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
土 地 19 枚 |
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4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | ||
ク リ │ チ ャ │ 8 枚 |
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3枚 | 3枚 | 1枚 | 1枚 | |||||
呪 文 33 枚 |
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4枚 | 2枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | |
3枚 | ||||||||
サ イ ド ボ │ ド 15 枚 |
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1枚 | 1枚 | 2枚 | 1枚 | 3枚 | 2枚 | 2枚 | 3枚 |
こちらは昔からのモダン定番デッキ、トロンです。
こちらのリストは緑単ですが、黒を足してハンデスを入れる形もあります。ウルザランドを揃えて高マナのカードを叩きつけるシンプルに強力なデッキで、比較的プレイが簡単な事も魅力です。
対策として土地を割ってウルザランド3種を揃えさせない、《血染めの月》などで土地の能力を制限してしまうのがメジャーですが、土地を探すカードが多く入っているのでそのうちまた土地が増えて呪文を唱えられる状態になるので、土地を縛った先のゲーム展開も意識して対策するようにしましょう。
GPカルガリー2019 5th Tobias Roos |
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土 地 19 枚 |
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1枚 | 1枚 | 2枚 | 2枚 | 4枚 | 2枚 | 2枚 | 2枚 | |
1枚 | 1枚 | 1枚 | ||||||
ク リ │ チ ャ │ 18 枚 |
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4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 2枚 | ||||
呪 文 23 枚 |
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4枚 | 4枚 | 4枚 | 4枚 | 1枚 | 4枚 | 2枚 | ||
サ イ ド ボ │ ド 15 枚 |
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3枚 | 1枚 | 1枚 | 2枚 | 3枚 | 4枚 | 1枚 |
最近コンスタントに大会上位で見かけるドレッジです。
墓地を利用する事にほぼ全振りのデッキです。昔はメインに墓地対策はほとんど入ってませんでしたが、最近は青赤フェニックスとドレッジを意識してメインの墓地対策が増えてきましたね。ただ、その上でよく見かけるデッキなのでガードは下げない方が良いでしょう。
サイドボードには置物系(エンチャント、アーティファクト)の墓地対策カードを対処するカードを多く採用しています。「墓地対策の置物をサイドに採ってあるからいいだろう。」ではなく、サイド後はこちらの対策カードに対する対戦相手の対策カードまで意識してサイドボーディングを行いましょう。
GPカルガリー2019 2nd Samuel Pardee |
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土 地 17 枚 |
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4枚 | 4枚 | 2枚 | 2枚 | 2枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | |
ク リ │ チ ャ │ 17 枚 |
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4枚 | 4枚 | 2枚 | 3枚 | 4枚 | ||||
呪 文 26 枚 |
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2枚 | 4枚 | 4枚 | 2枚 | 4枚 | 4枚 | 2枚 | 4枚 | |
サ イ ド ボ │ ド 15 枚 |
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2枚 | 2枚 | 1枚 | 2枚 | 2枚 | 4枚 | 2枚 |
自分のライフや墓地をリソースにして軽く強力なクリーチャーを繰り出していくシャドウデッキです。
クリーチャー・スペルともにとても軽いため複数アクションが取りやすく、ハンデスと打ち消しが多数採用されているので対コンボデッキ戦を得意とするのが魅力です。バランスの良いデッキですが、強いて弱点を挙げるならライフが急激に減るので本体火力を有するデッキは苦手です。
このリストではサイド後は《最後の望み、リリアナ》や《コラガンの命令》といった、コントロールとしてより幅を持たせる事が出来るカードが採用されています。
3/18 MOMCQ 6th CharlesBukowski |
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土 地 29 枚 |
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4枚 | 4枚 | 1枚 | 4枚 | 2枚 | 2枚 | 1枚 | 3枚 | |
1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | |
ク リ │ チ ャ │ 14 枚 |
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4枚 | 4枚 | 4枚 | 1枚 | 1枚 | ||||
呪 文 17 枚 |
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4枚 | 1枚 | 4枚 | 4枚 | 2枚 | 2枚 | |||
サ イ ド ボ │ ド 15 枚 |
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1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | 2枚 | 4枚 | 1枚 | 1枚 | |
1枚 | 1枚 | 1枚 |
こちらはつい先日のSCG OPENでもTOP8に二人残った、最近見かけるようになってきたアミュレットタイタンです。
《迷える探求者、梓》《精力の護符》《原始のタイタン》の組み合わせで土地を瞬間的に増やし、豊富な土地サーチから能力付きの土地を活用するといった動きをします。
デッキのカード種類やサーチが多いので、実際に対戦をしたり複数のリストを見るなどして相手の動きをよく理解しましょう。相手の動きを知った上で《血染めの月》などで土地を無効化するか、上記に挙げたキーカードを対策するのがベターでしょう。
以上、簡単ではありますが、モダンのデッキ紹介でした。
今回は直近の大会結果から記事を書きましたが、モダンは地域によってデッキ分布が異なるので今回の記事を鵜呑みにするのではなく、参考程度にして頂ければ幸いです。また、今週末はMFサンパウロがあるのでそちらも参考にしても良いでしょう。
それでは今回はこのへんで。読んで頂きありがとうございました。