プレリリースも終わり、エルドレインの王権の発売が待ち遠しい時期ですね!
新たなメカニズムの『出来事』は環境にどんな影響をもたらすのでしょうか?
それではジョニーのお店のスポンサードプレイヤーが選んだTOP5を見ていきましょう!




第5位:ヴァントレスのガーゴイル


今回の5枚枠ですが、どれも現時点(9/22)で不遇な評価(価格設定)をされていると思われるカードを中心に選びました。
まずはこのコントロールにとって何よりも貴重なアクティブ2マナ域である《ヴァントレスのガーゴイル》
出来事カードと相性が良い(手札を減らさずアクションが取れるため)だけでなく相手の占術を邪魔したり、《湖での水難》《標の稲妻》《薬術師の眼識》と相性がいい点も見逃せません。
《砕骨の巨人》《探索する獣》《正義の模範、オレリア》と相打ちを取れるサイズなのが安心です。

第4位:王国まといの巨人


見たまま新しい《神の怒り》なんですが、おまけというには7/7警戒は強力すぎます!
しかも2発目3発目ほど強くなる巨人除外のテキスト。
《砕骨の巨人》との相性も抜群ですが、それは相手も同様なので要注意です。

第3位:砕骨の巨人


赤いミッドレンジ・コントロールには絶好のキープ基準。
1枚で2マナ3マナのアクティブなアクションが確約されるのは偉すぎます。
《時を解す者、テフェリー》《厚かましい借り手》で自ら戻して2点!あると思います!

※編注:厚かましい乗り手の対象は対戦相手のコントロールするパーマネントに限られるため杉山選手の勘違い

第2位:寓話の小道


チェックランドがローテーションで落ち、もう3色デッキは無理なのか…と諦めかけていたところに現れた希望の星。
レアとは言え多色のミッドレンジ・コントロールなら4枚積む性能なので、価格も天井知らずになる可能性ありです。
《死者の原野》が2回誘発するのも素晴らしい!

第1位:創案の火


今回の《荒野の再生》《実験の狂乱》枠。
アグロなデッキには無用ですが、ミッドレンジ・タップアウトコントロールならテンポという概念をぶち壊してしまうカードです。
まず、《荒野の再生》同様、実質フリースペルな点が凄いです。この手のカードにありがちな隙がありません。
これを張ったターンに4マナのカード、おもむろに次ターン5マナのカードを2枚プレイするだけで取り返しのつかない場になってしまうのが凄いです。
全体除去を打ちながらプレインズウォーカーが着地してしまうんです。
なんなら《時を解す者、テフェリー》《厚かましい借り手》でバウンスして3つ目の呪文も唱えられちゃう点が凄いです。
とにかく今回の一押しカードです。《創案の火》からの《ニヴ=ミゼット再誕》で気持ちよくなりたい!
※編注:やっぱり≪厚かましい乗り手≫については杉山選手の勘違い




第5位:僻境生まれの保護者


2/2と素のサイズは小さいものの、序盤~終盤まで使える便利クリーチャー。
トークンでも誘発するので《夜群れの伏兵》でカードを消費せずに戦線を強化出来るので相性が良いです。
このカードを複数枚引いても強いのが嬉しいです。

第4位:探索する獣


デメリット書き忘れてますよね?
単純にクリーチャーとしてハイエンドクラス。さらに《アーク弓のレインジャー、ビビアン》との相性が良すぎます。トランプル接死も一方格闘接死もとんでもないです。
緑単デッキが次環境でも作成出来そうなので当然このカードも採用されるでしょう。

第3位:義賊


赤の火力でクリーチャーを除去しつつこのクリーチャーで殴るだけで簡単にアドバンテージを取れてしまうナイスクリーチャー。
軽くて速攻付き、手札消費も苦にならない、と攻める赤向けのデザインですので赤アグロに採用しやすいのも嬉しいです。
追放したカードはそのターン中でなくてもならず者で攻撃すれば後のターンで使えるのが◎

第2位:残忍な騎士


インスタントで軽くPW(+クリーチャー)に触れる良カード。
序盤の軽いクリーチャー相手にもテンポの悪い除去としてではなく、ストッパーとして出せるのはかなり嬉しいです。
《魔性》と違い色の縛りも薄く、おまけに絆魂クリーチャーも付いてくるのでよく使われるカードになるでしょう。騎士なのでこのセットの騎士シナジーに絡むのも◎

第1位:朱地洞の族長、トーブラン


《静電場》《静電場》⇒これ⇒《ショック》10点、《ショック》10点。
対戦ありがとうございました。
これ4/4に《ケルドの炎》3章が付いてるって事ですよね?
常に2点増加はやりすぎです。
とりあえず4枚買ってから考えます。




第5位:呪われた狩人、ガラク


5位は《魔女の復讐》《僻境生まれの保護者》と悩んでこれに決めました。
《戦慄衆の将軍、リリアナ》もあまり使われなかったしそんなに強くないんじゃないの?と思うかもしれませんが、今度こそ強いはず!
というのも最も使用頻度の高い1番目の能力が、《戦慄衆の将軍、リリアナ》より断然強いからです。
相手に3体以上クリーチャーがいるような状況でも《呪われた狩人、ガラク》を守りやすいですし、忠誠度は実質プラス2。
ちなみに相手の先制攻撃持ちをブロックすれば、先に忠誠度を上げてから《呪われた狩人、ガラク》へのダメージを受けれるのも覚えておきたいテクニックです。

第4位:湖に潜む者、エムリー


自身のマナを踏み倒しつつ、アーティファクトを吊るという下の環境で使われるために産まれてきたようなカード。
親和だと《オパールのモックス》or《バネ葉の太鼓》《羽ばたき飛行機械》or《メムナイト》から1ターン目に出すのは容易です。
それでいながらウルザや親和では毎ターンアドバンテージを稼ぐことができるので、1マナの除去必須クリーチャーと考えると凄まじいプレッシャーです。
《弱者の剣》を落としにしいけるのもいいですね。

第3位:探索する獣


4マナ4/4に能力が2つついてるのはアンコモンやレアでよく見かけますが、6つは流石にやりすぎじゃないですか?この絵のようにビースト3体が合体しちゃったのでしょうが、通常なら5マナのスペックです。
特に目を引くのが「プレイヤーに与えたダメージ分、対象のPWにもダメージを与える」能力。通常《覆いを割く者、ナーセット》《時を解す者、テフェリー》は1枚リソースを確保しつつ、攻撃させることで実質ライフゲインするのが主な役割です。
しかし《探索する獣》の手にかかれば本体を狙いつつ、ついでのようにPWを破壊できます。
しかもパワー2以下のチャンプブロックは許しませんし、《ケイヤの誓い》の能力も誘発しません。《不屈の巡礼者、ゴロス》で止めようにも接死持ちなのでチャンプブロックになってしまいます。
現状これをインスタントで触れる軽量除去はほぼないので、PWが入ったデッキであれば手こずること間違いなしです。
PWを要さないビートダウンからしても、警戒がなかなか厄介なので除去せざるを得ません。

第2位:砕骨の巨人


僕は《運命の大立者》《成長室の守護者》のような、序盤から使えて常に余ったマナを注ぎ込めるカードが好きです。
そういったカードがスタンダードで強いことは歴史が証明しているのですが、《砕骨の巨人》もそれに該当します。
2ターン目に除去しつつ、3ターン目に4/3で出しても良し、5マナでその両方を同時に行っても良しと、あらゆるマナカーブに沿って動くことが出来ます。
これがある手札であれば、他に何かスペル1枚と土地5枚のような初手でも比較的キープしやすくなるので、やや多めに土地を入れて構築したいですね。
巨人の方の「呪文の対象になるたび、プレイヤーに2点与える」能力も地味に偉く、コントロール相手であれば出来事と合わせて概ね4点はライフを削れることが約束されます。
ビートダウンからしても出来事の方でクリーチャーを除去られるのはたまったものじゃないので、タフネス2以下はよっぽどでないと採用したくないです。
上記の《探索する獣》を1人で止められるのも高評価。

第1位:厚かましい借り手


《砕骨の巨人》と同様に、いつなんどき引いてもそれ相応の仕事を果たしてくれるフェアリー。
フェアリーを愛用していたことのある僕からしたら待望の1枚です。
正直《ヴェンディリオン三人衆》の手札操作能力はあまり信用できなかったので、それよりも相手のテンポを阻害できるカードの方が嬉しいに決まっています。
《虚空の杯》《罠の橋》《血染めの月》のような置物にも干渉できますし、単順にクリーチャーをバウンスするだけでも十分です。
スタンダードのシミックフラッシュにおいても、クリーチャーカウントを確保しつつ相手の場に干渉できるようになるのは大きな利点です。




第5位:ヴァントレスのガーゴイル


一見運用の難しそうなカードですが、よく読むとブロックの条件は結構簡単なのでは?
コントロールデッキの序盤に出せば対クリーチャーデッキの心強い壁役ですし、攻めを捌いて相手が息切れするころには高打点のフィニッシャーになっていると考えると、すべてがかみ合ってるような...
脳内で使った結果《アズカンタの探索》に近い使用感でした。安いうちに集めよう!

第4位:悪ふざけの名人、ランクル


誘発する3つの能力全てを生かすことができれば相当強力なカードに見えます。
パッと思いつくのは《どぶ骨》のような、生贄に捧げても手札から捨ててもおいしい軽クリーチャーと組み合わせるパターン。
他にもラクドスやオルゾフのカードに相性が良さそうなものがいくつかあるので、アリストクラッツのようなデッキが開発できるかも?
能力の誘発こそしませんが、速攻+飛行で敵PWを落としやすいのも〇。

第3位:エンバレス城


実質4マナ払って全体+1/+0は物足りない気もしますが、かつて禁止になった《ラムナプの遺跡》のように、ビートダウンの残り数点を詰められる土地は強いはず。
このサイクルの土地は単色デッキなら低リスクで投入できるので、使いたい色が決まってる人は是非早めに集めたいですね。
次点で《ロークスワイン城》、その次に《ヴァントレス城》に期待してます。

第2位:探索する獣


能力が6つもあって読むのが大変ですが、要約すると「使って下さい」の6文字。
殴り出すターンが《鉄葉のチャンピオン》と同じということを考えるといかに止まりにくいかということがわかるし、《ラノワールのエルフ》がローテーション落ちしたことによる、マナクリーチャーが2マナ域になってしまうという事情にもマッチしていますね。

第1位:砕骨の巨人


最大ムーブでは「2Tに相手の2マナ域を処理して3Tに4/3メリット持ちの登場」というのを一枚でやってのけるので、完全にヤカラです。
インスタントなので先手でも後手でも使いやすく、敵PWのマイナススタートを咎めるのにも有用です。
他にアクションがなければ最悪エンドに本体2点でも良いし、後のターンまで温存しても良い。かなり構築向けのデザインに見えますね。
アクティブに出来事面を使っていけるという点で《厚かましい借り手》より優れていると感じます。




第5位:残忍な騎士


テーロスのときに《英雄の破滅》が強かったのでこのカードも使われると思う。
除去を打ったあとクリーチャーを出せるのもいい。

第4位:静寂をもたらすもの


《トカートリの儀仗兵》がおちてしまうので同じマナ域でできることが増えている。
《静寂をもたらすもの》をサイドに入れたい。
騎兵サイクルにも強い。

第3位:魔女の復讐


部族デッキ用のサイドカードにしたい。
スタンダードでは騎士やフェアリーが使われると思うし、モダンでは人間などに使いたい。

第2位:呪われた狩人、ガラク


プレインズウォーカーは自分を守れないと強くないけど、実質プラス能力で2/2トークンを2体も生成できるのがすごい。
小マイナスで飛行も対処できる。

第1位:カタカタ橋のトロール


5マナ 8/8 トランプル・速攻 これを見てすごいデメリットがあるのかと思ったらそうでもない。
ぼくもガラガラどんの本を読んだことがあるので、どれか強いヤギがいるのかと思ったけど相手にわたすヤギは全て0/1でした。
ガラガラどんの話が好きなのでぜひ使ってみたい。



いかがでしたか?今回は以上になります。
人気の出そうなカードはお早めに!

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